初期シベリア出兵の研究「新しき救世軍」構想の登場と展開

著者名
井竿富雄
価格
定価 3,990円 (内消費税 190円)
ISBN
978-4-87378-772-5
仕様
A5判 上製 220頁 C3031
発行年
2003年2月

内容紹介

 同時代人からも「無名の師」と言われた日本のシベリア出兵。しかし,この戦争には,「チェコ軍救援」という,よく知られた大義名分とは別に,後藤新平によって「新しき救世軍」という旗が掲げられようとしていた。
 本書はこの「新しき救世軍」構想をキーにして,シベリア出兵構想の登場と決定,さらに出動していった将兵の様子を明らかにする。

目次

序 章 課題と視角
第一章 シベリア出兵構想の登場と変容
      ――寺内内閣および外交調査会の動きを中心にして――  
    ロシア十月革命直後のシベリア出兵に関する諸構想/「自衛」
    から「チェコ軍救援」へ/「新しき救世軍」の誕生
第二章 陸軍におけるシベリア出兵構想の変容
    「居留民保護」から「シベリア独立」へ/陸軍内部におけるシ
    ベリア出兵の諸構想/シベリア出兵をめぐる陸軍と寺内内閣・
    外交調査会
第三章 シベリア出兵の発動と遂行
    シベリア出兵論の構造と背景/シベリア出兵の発動の光景/
    「援助」構想の変化
第四章 「新しき救世軍」の行動
    物資供給と親日宣伝/シベリアにおける日本の医療援護事業
    /「新しき救世軍」将兵の実態
終 章 結論と残された課題
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