社会科学
複雑系と非線形経済動学
- 定価 4,410円 (内消費税 210円)
複雑系の理論については,その応用範囲の広さから,様々な分野で研究がなされているが,具体的な応用や新しい理論を見出すものは少ない。中でもカオス力学系の推定と制御の理論はシステムリスクの解析と制御を解明するうえで有力な方法論を与えると考えられるが,これまで明確なアプローチは極めて少ないのが現状である。本書は,現在注目される複雑系理論の中でも,特に非線形経済動学における遺伝的手法,カオス理論の基礎と経済社会システム分野におけるリスク分析への応用を取り上げるものである。具体的には,非線形モデルに基づく状...
植民地朝鮮の学校教員
- 定価 7,350円 (内消費税 350円)
本書は,植民地朝鮮における初等学校教員の姿に,従来の研究とは異なる視点から迫ったものである。教員社会における「民族」の可視化と隠蔽,修学旅行や視察での「内地」経験,養成プロセスに応じた序列化,性別による「適材適所」論とその解体などについて詳述し,教員の多様性と政略の連関を明らかにする。また,教員の思想問題や「質」の低下,招聘事業の停頓といった実態の解明を通じ,従来の教員の位置付けに一石を投ずる。
現代中国の留学政策
- 定価 14,700円 (内消費税 700円)
1949年建国以降,激動の歴史を経てきた中国において,海外の知識や技術を導入する際に重要な役割を果たしてきた留学生たち。本書は今日に至るまでの中国の留学政策の変遷とその時代背景を克明に分析する。
麻生太吉日記 第一巻
- 定価 10,500円 (内消費税 500円)
麻生太吉(1857(安政4)年~1933(昭和8)年)は筑豊で家業である農業に次いで炭鉱経営をスタートさせ,銀行業や鉄道業,電力業ほか地域の企業に経営者として幅広く関係し,貴族院議員としても活躍した,近代を代表する実業家である。太吉は企業経営者として円熟期を迎えた50歳から亡くなる直前まで26年間にわたり日記を残していて(1906~1933年),炭鉱業を中心とする企業者活動,中央・地方における政治活動および地域社会との関わりなど多方面にわたる記録を残している。本日記の編纂委員会は,石炭産業史,地...
国際企業経営の大転換
- 定価 1,890円 (内消費税 90円)
低迷する先進国経済と躍進する新興国経済,地域経済統合の進展等,目まぐるしく変わる今日の世界のビジネス環境について詳述。グローバリゼーションが負の側面で捉えられがちな今日の社会状況も踏まえつつ,グローバリゼーションを所与として国際経営論・貿易論の立場からこれらの難問に対応するため,単なる経営の効率的意思決定や運営を超えた国や個人の意識変革,新しい時代に向けての日本の新しい方向付け,そこを生き抜く個人のための指針等も含めた,日本企業の取るべき新戦略を提案する。
海洋少年団の組織と活動
- 定価 4,830円 (内消費税 230円)
大正末期から終戦まで日本各地で活動していた海洋少年団について,海軍や少年団の史料を検討し,組織の全体像と実際の活動を明らかにした。海洋少年団を設立した人物とその動機,全国組織や地方組織のあり方,活動の方法論,参加した子どもが学んだ知識や技術,各地域や全国規模の活動の様子,指導者の養成,海軍や文部省など外部機関との関係,戦時体制に対応する組織や活動の転換など,テーマ毎の構成である。大人や子どもの言説を随所に挿入した,臨場感あふれる記述となっている。
The New Viewpoints and New Solutions of Economic Sciences in the Information Society
- 5,250円 (内消費税 250円)
本書は,広島修道大学大学院経済科学研究科教員が中心になって執筆してきた,広島修道大学選書英文モノグラフシリーズを引き継いで,同大学経済科学部教員及び大学院経済科学研究科教員・博士後期課程学生が中心になって,それぞれの専門分野の観点から,経済学,情報科学,システム科学に関する最新の研究成果をまとめた新英文モノグラフシリーズの第2巻であり,10人の執筆者が9章を分担して執筆している。
Theoretical Advances and Applications in Operations Research
- 定価 5,250円 (内消費税 250円)
本書は,オペレーションズリサーチ分野での最新研究結果を収録した研究論文集であり,特に非確実性下での非正規環境におけるモデリング手法を取り上げている。内容は確率理論から,金融工学,バイオ統計学まで,多岐にわたっており,非正規モデリングにおける国内外の最新結果を記し,理論モデルだけではなく,数値例やシミュレーション結果,図表等を用いながら研究成果を示している。
芸術文化がまちをつくるII
- 2,520円 (内消費税 120円)
芸術文化は,人を元気にし,まちを活性化する 。地域が元気になるためには,そこに住む人々が元気でなくてはならない。元気な人々が,わがまちの将来を他人事ではなくわが事として考え,行動する。そんなまちを芸術文化の力を活用してつくることが「文化のまちづくり」である。本書は,各地の事例をもとに芸術文化と社会の関係性を整理し,「文化のまちづくり」の担い手たちの活動の実際を伝える。
人口減少・高齢化と生活環境
- 定価 5,250円 (内消費税 250円)
山間地域と都市。前者は過疎地域の,後者は過密地域の典型である。対極にあるかのようなこれらの場所で,同じような現象が見られる時代になってきた。人口減少と高齢化である。本書では,山間地域の研究を通じて過疎地域の実態をとらえ,人口流出の具体的な分析や集落の生活機能の弱体化問題を検討している。さらに,人口減少や高齢化の結果,地域でどのようなことが起こるのか,それを考える手がかりとして「ソーシャル・キャピタル」(社会関係資本)を批判的に考察し,人口減少社会への対応策を提唱する。
