内容紹介
日本人が旧韓国―植民地朝鮮の教育界を牛耳っていたことは事実であるが,日本人教員の具体的な人事や教育活動を総体として把握することは困難である。そこで本書では,便宜的な方法としてふたつの方向からの接近を試みた。彼ら日本人教員の出身県と出身校からのアプローチである。
第1部は,西日本各県(山口・福岡・佐賀・熊本・鹿児島・沖縄)出身者の動きを追跡したものである。
第2部は,戦前日本の高等師範学校4校と旧韓国―植民地朝鮮との関わりを追求したもので,第I部を県人会版とすれば,第II部は高師同窓会版である。