情報経済のマクロ分析

シリーズ名
経済工学シリーズ・第2期
著者名
時永祥三・呂 建軍
価格
定価 3,150円 (内消費税 150円)
ISBN
978-4-87378-962-0
仕様
B5判 並製 232頁 C3333
発行年
2008年3月

内容紹介

これまでの情報経済の研究では,主に国の経済マクロデータを用いた分析が主流であり,しかも多変量的なアプローチはあまり多いとはいえない。このような点を踏まえ本書では,可能な限り多様なデータを用いて分析を進めることを目標とし,IO(産業連関表),AGE(応用一般均衡)および時系列解析ソフトウェアTSP(Time Series Processor)を用いる手法を提案する。

目次

まえがき
第1章 産業連関表と経済構造分析
  1.1 産業連関表による経済分析の基本
  1.2 情報セクターとその特性
  1.3 産業連関表再構成による情報セクターと経済構造分析
  1.4 日米とアジアにおける情報セクターの誘発分析
第2章 産業連関表三角化によるハイアラーキー性分析
  2.1 産業連関表による経済モデル分析
  2.2 産業連関表の三角化と分析方法
  2.3 アジア国際産業連関表の三角化分析
  2.4 複数の国の産業連関表を統合した表の三角化
第3章 応用一般均衡による情報セクター分析
  3.1 応用一般均衡分析
  3.2 一般均衡の存在証明
  3.3 応用一般均衡分析のアルゴリズム
  3.4 メリル・アルゴリズムによる累積的改善
  3.5 政府による税収を含んだモデル
  3.6 日本モデルへの適用
第4章 時系列解析手法の応用
  4.1 分析ソフトウェアTSPについて
  4.2 ARMAモデル
  4.3 ベクトル自己回帰(VAR)モデル
  4.4 グランジャーの因果性
  4.5 チョウテスト(構造変化の検証)
  4.6 回帰モデルの逐次推定を用いた構造変化検出
  4.7 単位根検定(unit root test)
  4.8 共和分検定
  4.9 ARCHモデル
  4.10 カルマンフィルタによる状態推定
第5章 質的データの解析
  5.1 TSPと質的データの解析
  5.2 ロジットモデルによる分析
  5.3 多値選択モデル
  5.4 切断分布をともなう解析
  5.5 サンプル・セレクションモデル
第6章 回帰モデルと方程式シミュレーション
  6.1 TSPと回帰分析・構造方程式
  6.2 回帰分析
  6.3 系列相関と不均一分散
  6.4 不均一分散モデルの推定法
  6.5 分布ラグモデルの推定
  6.6 経済マクロモデルの考え方
参考文献
索引
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