満鉄撫順炭鉱の労務管理史

著者名
庾 炳富(ユ ビョンブ,You Byoung Boo)
価格
定価 7,140円 (内消費税 340円)
ISBN
978-4-87378-842-5
仕様
A5判 上製 306頁 C3033
発行年
2004年12月

内容紹介

本書は,撫順炭鉱の創業から日中戦争勃発に至るまでの,日本による植民地炭鉱経営の実態を鮮明に描いたものである。植民地の安定的な経営を模索する国家権力機構,利益追求に専念する経営側と中間介入者(大把頭),その間で搾取されていた中国人労働者に焦点をあて,経営の発展によって変化する労務管理形態を詳細に分析した。

目次

第1章 撫順炭鉱の前史と創業
第2章 撫順炭鉱における民族別(日本人と中国人)労働編成
  労働力の構造/撫順炭鉱の雇用形態
第3章 中国人労働者団体
  中国のギルド/幇/把頭制度
第4章 採炭請負制度期における労務管理(1907―1911年)
  採炭請負制度の導入動機および定着理由/採炭請負制度における
  大把頭の任務
第5章 労働者供給請負制度期における労務管理(1912―1930年)
 
 投資状況/労働者供給請負制度の導入動機および定着理由/労働
  者供給請負制度期における大把頭の任務/労働災害/労働争議
第6章 一歩作業頭制度期における労務管理(1931―1936年)
  投資状況/一歩作業頭制度の導入動機および定着理由/一歩作業
  頭制度期における大把頭の任務/撫順炭鉱の福利政策/労働災害
  および労働争議
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