市場開放下の韓国農業農地問題と環境農業への取り組み

著者名
深川博史
価格
定価 6,510円 (内消費税 310円)
ISBN
978-4-87378-755-8
仕様
A5判 上製 428頁 C3033
発行年
2002年11月
その他
2003年度九州農業経済学会・学術賞受賞

内容紹介

本書は,90年代の韓国農業の実態を農地賃貸借問題に焦点を当てて,WTO体制への編入という対外政策変化に対応した稲作経営の規模拡大,成長農業,環境農業育成など農業政策の変化との関連で,農地賃貸借の実態がどう変化し,そして政策の効果にどう影響を与えているのか,また政策間の相互関係や矛盾を論じている。このために韓国における関連の文献,資料を駆使し,また自ら実態調査をおこなって集大成した研究である。これは日本においては,ほとんど明らかにされていなかった課題に取り組んだものである。ごく最近のデータもカバーしており,韓国農業及び農村の今日の姿を理解する上で必読の文献である。

目次

第1章 WTO体制下の国際農業政策と韓国農政の方向
第2章 賃貸借をめぐる農地政策の転換
第3章 農地賃貸借関係と長期賃貸借推進事業の評価
     ――稲作平坦部4ヵ村における賃貸借関係――  
第4章 農業機械化事業と賃貸借関係
第5章 構造政策の制度的枠組み
     ――農業振興地域制度の導入を巡って――  
第6章 開発制限区域制度と農業経営
第7章 土地所有と環境農業の対抗
     ――八堂ダム周辺の上水源保護区域を事例として――  
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