韓国型資本主義の解明伝統文化と経済

シリーズ名
久留米大学経済叢書6
著者名
金恩喜,咸翰姫,尹澤林/櫻井 浩 訳
価格
定価 2,940円 (内消費税 140円)
ISBN
978-4-87378-668-1
仕様
A5判 上製 176頁 C3333
発行年
2001年3月

内容紹介

 本書は,韓国の文化人類学者達が自国の通貨危機を解明するため,経済と儒教文化の結合関係を分析したものである。反資本主義的な韓国的儒教文化(ソフト・インフラ)の上での経済発展の実現,政経癒着,財閥の行動,庶民と財閥の関係などが,なぜなのかを示してくれる。経済分析における文化的視角の重要性を強調すると共に,東西の韓国経済論,東アジア経済論に真っ向から挑戦した,刺激的な一書である。

目次

第1部 経済危機に関する文化的診断
  1. 徳治 民主主義 そして経済危機/2. なぜ貧しかったのか?/
  3. 如何にして暮らしが良くなったか?/4. 文化的葛藤  政経
  癒着の是非/5. 整理解雇が意味すること/6. 我らの英雄 彼ら
  の英雄/7. 財閥改革は成功するか?
第2部 歴史のなかの文化と経済
  1. 開城商人と地主官僚/2. 連帯保証制度の歴史/3. 縁故・請
  託のなかの経済活動/4. 富者たちの道徳性の是非  道徳経済
  の文化的な根/5. 所有の慣習と所有の法/6. 仮名・借名の政
  治・文化的論理/7. 観念的相続と実際の相続/8. 韓国の経済
  危機に対する西欧の文化的診断とその限界
第3部 経済危機と家族
  1. 夫への励ましは失業克服の助けとなるか?/2. 強い母が懐か
  しい理由/3. 失業は家族解体の主犯か?/4. 孝と金の関係
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