昆虫たちのアジア多様性・進化・人との関わり

シリーズ名
九大アジア叢書(旧称 KUARO叢書)7
著者名
緒方一夫・矢田 脩・多田内修・高木正見 編著
価格
定価 1,050円 (内消費税 50円)
ISBN
978-4-87378-919-4
仕様
新書判 並製 216頁 C1345
発行年
2006年9月

内容紹介

本書は生物の中でも圧倒的な多様性を誇る昆虫を通じてアジアの自然史を紹介している。6人の著者により,熱帯アジアのチョウ類,中央アジアのハナバチ類,アリ類の生物地理,ゾウムシの起源と食性の進化,といった多様性と進化の観点からの話題と,害虫とその天敵による防除,昆虫利用文化という人々の暮らしについての話題を取り上げる。

目次

         第1部 多様性と進化
第一章 熱帯アジアのチョウたち――その多様性と保全――
  
  チョウとの出会い/チョウとは何か?/熱帯アジアのチョウ
  たち/熱帯アジアのキチョウ属/熱帯アジアのチョウの保全
第二章 ハナバチたちのアジア
  ハナバチ類は温帯に多様性が高いのだろうか/私と中央アジ
  アとの出会い/半砂漠化現象とハナバチ類の重要性/中央ア
  ジアでのハナバチ類研究史と予備調査/科学研究費での中央
  アジア・プロジェクト/ハナバチ類の営巣地の調査
第三章 アリたちのアジア
  アリの分類/アジアのアリの多様性/ツムギアリの生物地理
  /アジアのアリ研究ネットワーク
第四章 東南アジアのゾウムシ
      ――起源と多様性,植物との関わり―― 
 
  ゾウムシという甲虫/ゾウムシの系統/東南アジアのゾウム
  シ/植物との関わり
         第2部 人との関わり
第五章 アジアで害虫と戦う
  農業害虫と生物的防除/ミナミキイロアザミウマの天敵探索
  /東南アジアの野菜害虫/減農薬の取組み
第六章 アジアの昆虫利用文化
  昆虫利用の形態/食料としての昆虫利用文化/娯楽としての
  昆虫利用文化
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