中性子スピン光学

著者名
阿知波紀郎 編著
価格
定価 4,725円 (内消費税 225円)
ISBN
978-4-87378-765-7
仕様
A5判 上製 260頁 C3042
発行年
2003年2月

内容紹介

中性子スピン干渉法では,中性子スピン固有状態への分波と,重ね合わせにより,固有状態間の位相差が中性子強度の変化として観測され,中性子と種々の場との相互作用が実験的に観測される。著者らが発展させたこの枠組みが,スピノールの位相変換として,詳細に解説されている。また,新しい中性子スピンエコー法の開発など,この原理の応用の新しい展開が解説されている。この実験法の開発には,中性子偏極ミラー,共鳴中性子スピンフリッパーなどの中性子制御デバイスの開発が重要で,これらの開発原理も詳細に解説される。この分野を目指す大学院生には,基礎量子力学における位相決定が思考実験的演習として体験できる。

目次

第1章 中性子の光学的性質と中性子偏極デバイスそして中性
    子スピン干渉の原理
     ...............阿知波紀郎,田崎誠司,日野正裕,山崎 大
第2章 冷中性子スピン干渉実験法の開発と高分解能分光器へ
    の応用 
         ........................海老沢 徹
第3章 中性子スピンスプリッターによる新しい中性子スピン
    エコー分光器の開発
    ...........................田崎誠司
第4章 冷中性子スピン干渉法を用いた磁気膜トンネル位相の
    測定
           .........阿知波紀郎,日野正裕
第5章 極冷中性子ボトルを用いたスピン干渉実験法の開発と
    微弱相互作用の検出
    ........................海老沢 徹
第6章 中性子波による遅延選択実験...........................河合 武
第7章 共鳴スピンフリッパーを用いた冷中性子スピン干渉法
                 ...........................山崎 大

あなたの研究の書籍化応援します! 九州大学出版会学術図書刊行助成制度

お勧めBOOKS

地震防災学

地震防災学

地震防災のテーマを震前から震後へと時系列的に並べると,過去の被害調査,発生地震の...

詳細へ

経済成長のミステリー

経済成長のミステリー

アダム・スミスの時代から経済学の重要な関心事である経済成長の問題について,最新の...

詳細へ

噴火のこだま

噴火のこだま

1991年6月のフィリピン・ピナトゥボ山の大噴火は,20世紀最大級の規模であった...

詳細へ

九州大学出版会

〒812-0053
福岡県福岡市東区箱崎7-1-146
電話(092)641-0515
FAX(092)641-0172
E-mail : info@kup.or.jp

このページの上部へ