自然科学工学
悪定義問題の解決
- 定価 3,150円 (内消費税 150円)
・悪定義問題とは 数理計画では,計画を担当する人の認識により解くべき問題の意味合いが異なっていたり(悪定義問題),問題解決のアルゴリズムの構築が難しい(悪構造問題)場合があり,さらには総合的判断により制約条件が変化する(フレキシブル制約)場合もあり得る。これらを広義の悪定義問題(Ill-defined problem)として捉えており,本書では悪定義問題の解決のための種々の数理手法について説明する。・悪定義問題を対象とする数理計画 建設土木工学,都市環境工学,人工環境工学,船舶海洋工学などの基盤...
最新 地中・基礎構造の耐震設計 [改訂増補版]
- 定価 5,250円 (内消費税 250円)
本書の対象とした構造は大きく分けて,地下鉄や共同溝,地下駐車場のような断面の大きな地中構造物と,橋梁などの地上構造物を支える杭基礎の2つである。これら2種類の地中構造物の耐震設計に関し,現在,実務で使用されている耐震設計法を初学者にも理解できるように平易に解説した上で,現時点で無理なく使用できると思われる解析ツールを用いた合理的な耐震設計法を提案し,執筆者の研究結果も使用してわかりやすく解説した。また,参考資料には橋脚を設計するために必要な,基礎構造物を含んだ地盤の減衰定数の取り方に関する知見...
土砂災害の警戒・避難システム
- 定価 7,350円 (内消費税 350円)
豪雨による土砂災害に対して,最新の危険度予測と実用的な警戒・避難システムを目的に,研究開発を行った成果。研究者を始め広く地域住民,行政,民間産業などにとって実際に役に立つ有用な内容であり,地域の防災システムづくりに多大な貢献をする。
バロック期の都市風景画を読む
- 定価 5,880円 (内消費税 280円)
バロックからロココに向かう激動の18世紀ヨーロッパ。絵筆一本で各地の王侯貴族の宮廷画家として活躍した放浪の画家,ベルナルド・ベロット。バロックの街並みを写真のように描く名手。本書は,このような風景画家ベロットを日本で初めて紹介した著作であり,特にベロットが親しみを込めて描いたドレスデン,その郊外のピルナ,ケーニヒシュタインの町の絵画を景観デザインの面から読み解いた著作である。 「絵になる景観」を追究する著者は,最も景観を重視した都市計画を実現したといわれるバロック期に描かれた彼の絵に着目して,...
膜状凝縮熱伝達
- 定価 5,880円 (内消費税 280円)
「膜状凝縮」は蒸気が液体に相変化する際に現れる凝縮形態の一つであり,各種工業プロセスで頻繁に現れる伝熱現象である。本書は,凝縮器の設計あるいは改良のための基礎となる膜状凝縮現象を,初歩的解説から最新の研究成果の紹介にわたって,体系的に述べるものである。
名所空間の発見
- 定価 2,415円 (内消費税 115円)
本書は,明治期に描かれた名所図録図会をテキストに,今日まで存在している141の神社を丹念に調べてその神社空間の景観構造を把握したもので,名所づくりによって都市活性化を考えている地方自治体の担当者には,貴重な情報をあたえるものとなっている。 名所とされたほとんどの神社周辺には,自治体によって指定されている「保存樹」を中心に鎮守の森が今日まで残されており,神社を訪れる方々にとって視点場としてあるいは視対象として,活用されていることを指摘している。 また,神社という古い素材に最新のコンピュータの技術...
土壌中の溶質移動の基礎
- 定価 3,570円 (内消費税 170円)
本書は,伝達関数を用いて,土壌を通過する溶質輸送に関して議論を展開するものである。伝達関数モデルの基本的な事項の説明から,応用面,すなわち,土壌による溶質の吸着がある場合,鉛直方向に不均一な土壌成層をなしている場合,初期に一様でない土壌水分分布が存在するような過渡的状況の場合,などへの展開を図っている。
New Measurements and Observations of the Treasury of Massaliotes, the Doric Treasury and the Tholos in the Sanctuary of Athena Pronaia at Delphi
- 定価 19,950円 (内消費税 950円)
「デルフィの神託」でよく知られたデルフィのアテナ・プロナイア神域は,19世紀末にフランスの調査隊の発掘で5棟の建物が出土しており,ユネスコの世界遺産に登録された重要遺跡である。本書は,その神域の大理石造りの2棟の宝庫及びトロス(円形の神殿様の建物)を対象に行われた調査の報告書である。各建物の建築的現況について,詳細な測量と図面の作成,写真撮影を行い,設計や施工の技術に関する新たな視点から分析・考察を加えている。
広重の浮世絵風景画と景観デザイン
- 定価 2,415円 (内消費税 115円)
広重の浮世絵風景画は,日本のみならず海外でも多くの愛好家をもっており,万国の人を惹きつけてやまない魅力を持っている。「絵になる景観」を追求する著者達は,景観の基本的構成要素を,水,緑,道,まちなみの4つとし,本書では,この基本的構成要素にしたがって浮世絵を逐一調べ上げている。ついで,広重が描いた絵画と実際の景観との関連を論じ,俯瞰化や削除,移動配置などの広重のデザイン手法について述べ,「デフォルメ」などの構図上の工夫をしていることを指摘している。さらに,透視図法と広重の風景画との関連を詳細に調べ...
鉱物資源論
- 定価 4,725円 (内消費税 225円)
本書は,人類が鉱物資源を持続的に確保していくために解決しなければならない「枯渇」,「環境」,「利害対立」の3つの資源問題について,それぞれ社会的,歴史的背景や原因などを究明し,問題解決のために世界が取り組むべき目標を具体的に提示している。「枯渇」と「環境」は技術開発と技術移転によって,「利害対立」は相互依存の認識をベースとした発展途上国開発や貿易制度の改善などによって解決でき,それらを主導的に担っていくのは先進国であると述べている。また本書は日本の鉱物資源政策にも触れ,その大部分を輸入に依存する...
