人文科学哲学・思想
環境と文化
- 定価 3,675円 (内消費税 175円)
本書で提示する<文化環境学>は,環境にかんする諸問題への文系基礎学からの回路を開拓する試みである。「環境」とは「生きとし生けるもの」すべての生活の舞台(ステージ)である森羅万象を意味する。「人間の自然へのかかわりかたとしての文化」から,文化の世界としての意味「メディア・言語記号としての世界」までの振幅を考察する。
20世紀の扉を開いた哲学
- 定価 2,310円 (内消費税 110円)
フッサール現象学は,「<間(あいだ)>の次元の発見」によって,20世紀の哲学に対してまったく新しい思考可能性の扉を開いた。この着想のもとに,フッサール現象学を読み直し,再評価を試みる。それとともに,ヨーロッパ大陸の哲学と英米の哲学という,二つに分断された現代哲学の状況のなかで,両者に橋を架ける可能性をフッサール現象学に見ようとする。近代から現代へという大きな哲学の流れのなかで,フッサール現象学が持つ意味を見据えつつ,初学者のための入門に貢献しようとする。長く邦訳が期待されていた,正統派のフッサ...
遺伝子の時代の倫理
- 定価 2,940円 (内消費税 140円)
ヒト・ゲノムの解析が着々と進み,遺伝子診断や遺伝子治療,クローン技術が実用化しつつあるという現在という時点は遺伝子の時代の入口に位置しており,それに伴うさまざまな倫理的問題が見え隠れしている。この論集では,遺伝子の時代のもたらす倫理的諸問題の輪郭を素描し,また,その中核にあるものについて,医学,生物学,倫理学の研究者がそれぞれの専門の立場から論じてみた。
環境の倫理
- 定価 2,625円 (内消費税 125円)
このシリーズは基本的な生活のただなかで,宗教が人間の倫理的な行為をどのように形成していくかということを,世界の主要な宗教についてテーマ別に概観したものである(全5巻)。
カント『純粋理性批判』の再検討
- 定価 5,250円 (内消費税 250円)
本書は,1770年代の『反省』を含めて,前批判期から『純粋理性批判』にいたるカントの哲学的思索の営みの諸相を解明することによって,新たなカント像を指目さんとするものである。特に現象,知覚判断の先行性,超越論的な対象などに関する新たな解釈は,従来のカント解釈に再検討を迫るものであろう。
人間と文化
- 定価 2,100円 (内消費税 100円)
文化とは,その中で人間を形作り,人間のなすことの意味を支え,また逆に人間の生によって意味が与え返される一切のものを含んでいる。本書では,その成り立ちを,ギリシア思想,近代自然科学の成立,知識,言語と思考,行為,信仰の6つの主題について素描する。
トマス・アクィナス倫理学の研究
- 定価 5,250円(内消費税 250円)
本書はこれまでアリストテレスとの結びつきで解釈され,評価されることが多かったトマス倫理学のオリジナルな基本的性格をつきとめ,その根底にある洞察を探ろうとする試みである。
文明批評家モンテスキュー
- 定価 2,310円 (内消費税 110円)
名著『法の精神』の陰にかくれて,これまで充分に評価されることのなかった作品『ペルシア人の手紙』に着目。そこに展開される東西文明の比較論を検討し,歴史的な視点から新たな検証を試みる。笑いと風刺を交えて,巧みに表現される文明批評の真の意図は何処に。
現象学からスコラ学へ
- 定価 4,725円 (内消費税 225円)
彼女の思想の特徴は,現象学的思惟とスコラ学的存在論との出合い,その背景をなす深い神秘主義という二点に集約される。学的生涯の各時期を代表する論文を五編訳出し,伝記を付した,わが国で初めての本格的紹介。
孤独の政治学[新装版]
- 定価 5,775円 (内消費税 275円)
伝統的存在論を踏まえてルソー研究を一新した古典的名著。人間存在の神――人的「孤独」にルソー思想の核心をみて,その政治哲学の全体を再構成したものであり,法および政治思想史家,哲学者・倫理学者必読の書。
