人文科学歴史・地理

麻生太吉日記 第一巻

麻生太吉日記 第一巻

麻生太吉日記編纂委員会 編
定価 10,500円 (内消費税 500円)
麻生太吉(1857(安政4)年~1933(昭和8)年)は筑豊で家業である農業に次いで炭鉱経営をスタートさせ,銀行業や鉄道業,電力業ほか地域の企業に経営者として幅広く関係し,貴族院議員としても活躍した,近代を代表する実業家である。太吉は企業経営者として円熟期を迎えた50歳から亡くなる直前まで26年間にわたり日記を残していて(1906~1933年),炭鉱業を中心とする企業者活動,中央・地方における政治活動および地域社会との関わりなど多方面にわたる記録を残している。本日記の編纂委員会は,石炭産業史,地...
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東アジア世界の交流と変容

東アジア世界の交流と変容

森平雅彦・岩崎義則・高山倫明 編
定価 2,100円 (内消費税 100円)
九州大学文学部の教授陣が,東アジアの社会と文化の成り立ちを平易に解説する。そこでは「交流と変容」を共通のキーワードとして,歴史学・考古学・地理学・文学・美術史・哲学史・言語学など様々な観点から,多様なトピックスをとりあげる。これを通じて,東アジア各地の社会と文化の多様性が,不断の相互交流を通じて歴史的に形成されてきたものであり,いまなお変容し続けていることが示される。複雑な東アジア情勢の過去と現在を理解し,そして未来を見通すには,そうした社会と文化の流動性と多様性を柔軟に感じとる感性と,多角的に...
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ローマ帝国の食糧供給と政治

ローマ帝国の食糧供給と政治

宮嵜麻子
定価 4,830円 (内消費税 230円)
「パンとサーカス」という言葉に代表されるように古代ローマ帝国においては,皇帝はじめ支配層にとり穀物供給問題は最重要課題の一つであった。本書は食糧供給を分析対象として,ローマ社会が本来的に備えた統治の特質と,帝国形成期におけるその変容過程を解明するものである。共和政政治史の緻密な整理の上で,共和政末期および帝国初期の食糧供給のあり方を明らかにし,帝政期に元首が掌握した穀物供給のための巨大な権力が,既に共和政末期に形成されつつあったことを明らかにする。共和政末期から帝国形成期における統治構造の変容...
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近代における地域漁業の形成と展開

近代における地域漁業の形成と展開

片岡千賀之
定価 7,350円 (内消費税 350円)
地域社会を支えた主幹漁業の近代における発展過程を,漁獲物の加工や魚市場の近代化と併せて考察した。九州・沖縄の9つの地域漁業ごとに組織・経営形態,漁業リーダー像といった主体に視点を据えることによって,漁業のダイナミックな発展と南西諸島における独自の組織・経営形態を明らかにした。
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朝鮮植民地教育政策史の再検討

朝鮮植民地教育政策史の再検討

稲葉継雄
定価 5,040円 (内消費税 240円)
植民地朝鮮の教育史(1910~45年)は,従来ほとんどが歴代総督の在任期間,あるいは「朝鮮教育令」の改定を時期区分の指標として叙述されてきた。しかし,総督のみならず政務総監・学務局長・学務課長など教育政策の立案・施行に実際に携わった人々の言動に着目すると,やや違った展開となる。本書が目指したのは,実務担当者の「顔の見える」教育政策史である。
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中世盛期西フランスにおける都市と王権

中世盛期西フランスにおける都市と王権

大宅明美
定価 6,720円 (内消費税 320円)
中世盛期以降,フランス王権は都市の力を地域再編のために大いに利用し,軍事・財政等の分野で利用価値が高いとみなしたものを特別に「良き都市」と呼んで尊重した。「良き都市」の指導者層もまた,王権との緊密な関係を最大限に利用しながら地域社会における影響力を強めていく。本書は,フランス中西部のポワトゥー地方を対象に,このような都市と王権の互恵的関係がいかにして形成されたのかを解明しようとするものである。
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地方統治体制の形成と士族反乱

地方統治体制の形成と士族反乱

堤 啓次郎
定価 6,510円 (内消費税 310円)
廃藩置県から三新法制定に至る時期は,明治国家の形成期にあたり,旧藩政支配の要素を解体し,中央政府の政策を府県に貫徹させることが国家的課題となっていた。「難治県」―士族反乱―中央集権的な統治体制の形成という過程をたどり,この時期の政治状況の一典型を成した佐賀県の統治体制の形成過程とその特徴を検討することで,明治期における国家形成の特質に迫る。
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中世ヨーロッパの医療と貨幣危機

中世ヨーロッパの医療と貨幣危機

エーリック・アールツ/藤井美男 監訳
定価 2,520円 (内消費税 120円)
本書は,2009年4月に九州大学で行われたエーリック・アールツ教授(レウヴェン大学)による訪日二度目の講演会録である。第1章は,若きブラバント公が1430年夏に急死した原因を追究する異色の社会史的論考である。第2章は,中世後期ヨーロッパの危機を貴金属貨幣の不足という視点から考察する。いずれも,検屍解剖書や会計簿,造幣所データなど膨大な史料にもとづく緻密な論証である。
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佐賀藩と明治維新

佐賀藩と明治維新

木原溥幸
定価 6,300円 (内消費税 300円)
 本書は,天保から明治維新直前の慶応までの佐賀藩の藩政史を明らかにした『幕末期佐賀藩の藩政史研究』(九州大学出版会,平成九年刊)の続編である。 文久二年から翌年にかけて前佐賀藩主鍋島閑叟は,長州藩・薩摩藩やその他の藩と同じように「公武周旋」を行ったが,十分な成果を挙げることができなかった。大名や志士たちの大きな期待を受けながらも,鍋島閑叟を中心とする佐賀藩は以後ほとんど政治的な動きを起こすことはなかった。しかし徳川幕府が倒れて後は新政府のもとで,藩体制の集権化を実現した力を背景に,蓄えた近代的な...
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貿易都市長崎の研究

貿易都市長崎の研究

本馬貞夫
定価 6,510円 (内消費税 310円)
 貿易都市長崎の仕組みは複雑であり,その実態は未解明な点が多い。本書は,新史料を含めた長崎の特徴ある史料を利用して貿易都市長崎の構造やその実態を明らかにしている。 序章および第一章は,まず貿易都市長崎の基本構造の概要を示し,長崎の町とその住民である丸山遊女や貿易商人,祭礼である長崎くんちといった各方面の構造・様相について論じたもので,長崎の国際貿易都市としての特徴が鮮やかに描き出されている。また,長崎近世史研究の入門編としても活用できよう。第二章は,蘭学の発達史をオランダ通詞の視点から捉え直そう...
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