フランス第二帝制の構造

著者名
野村啓介
価格
定価 5,880円 (内消費税 280円)
ISBN
978-4-87378-713-8
仕様
A5判 上製 320頁 C3022
発行年
2002年2月

内容紹介

 本書は,ナポレオン3世の政治理念(帝制的秩序構想)をてがかりに,フランス第二帝制の主要な側面を分析することにより,「権威帝制」のより具体的な権力構造にアプローチするとともに,従来学説を実証面から再検討することをめざしている。


 

目次

序 論
  研究史/課題と方法/史料
       第1編 ルイ=ナポレオンの帝制的秩序構造
第1章 皇帝民主制
  ルイ=ナポレオンにみる政治思想の形成過程/理論的基礎/帝制樹立の
  論理:「皇帝民主制」
第2章 皇帝民主制下の統治と社会秩序
  皇帝民主制下の統治/皇帝民主制下の社会秩序/帝制指導部と立法
第3章 貿易体制観にみる国家主導主義
  国家の経済的役割/産業構造と貿易体制/砂糖問題の分析
       第2編 1852年体制の構造と機能
第4章 1852年体制・帝制指導部・立法
  皇帝民主制から1852年体制へ/立法プロセスにかんする法規定:法律の
  発議から成立まで/帝制指導部の組織と人事/帝制指導部の立法機能
第5章 1852年体制下の立法プロセス:砂糖関税法の事例を中心に
  砂糖問題の背景/1856年会期における関税改革の試み/1860年の砂糖関
  税法(5月23日法)/1860年会期にみる院外圧力
補 論 院外圧力:ボルドーの事例
  ボルドーの「自由貿易」運動/ボルドー商業委員会の結成と運動推進/
  砂糖関税制度をめぐる要求
結 論
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