アート・デザインクロッシング vol.2散乱する展示たち

著者名
古賀 徹 編著
価格
定価 2,100円 (内消費税 100円)
ISBN
978-4-87378-906-4
仕様
A4変判 並製 150頁 C1070
発行年
2006年4月

内容紹介

現在なお,いかにして芸術作品の展示は可能か。まちと美術の関係,美術館の可能性と限界,障害とアートといった観点から,従来のハイ・アートの展示手法とは異なった仕方で作品を展示させる新たな試みについて,芸術展示の第一線で活躍する論者3名との対談形式により行われた議論の成果を示す。

目次

都市と美術の関係 序にかえて            佐々木喜美代

第一章 破壊のあとの芸術
    ミュージアム・シティからアイランド・シティへ   宮本初音
  MCPの実際/モノから機能へ/アイランド・シティ/MCPの組織と資金
  /美術館の外に出て行く/80年代アート事情/美術にお金を出すのは
  誰か/美術館からの脱走/作品をめぐる視線/アートへの無関心/グ
  ローバル・スタンダードとコミュニティ/ニューカッスルの実践/破
  壊のあとのアート/アイランド・シティの問題/灯明ウォッチングと
  火のまつり/天神という地域性/日常のアート化

第二章 あらためて考える 美術館の可能性と限界     後小路雅弘
  「あらためて」の意味/グライズデールの森/まちに出て行くアーティ
  スト/リキシャと美術の枠/団地アート/アジア・トリエンナーレ/
  システムとしての美術館/近代芸術と市場経済/美術館の危機/壁を
  越えて/日常性とアート/大きな美術館と小さな美術館/排除するコ
  ミュニケーション/創造するコレクション/場所性をめぐって

第三章 関係を作り出すアートの力            吉田修一
  「障害のある人」との出会い/エイブル・アートとの出会い/「工房
  まる」の誕生/「工房」まるの実際/社会情勢と障害者問題/二つの
  C/障害とは?自立とは?/私たちの力と理念/「まる」の作品たち
  /企画展「maru works」/これからの課題/NPO法人へ/新しい場作り
  のために/コミュニケーションの障害/生産の新しいかたち/情報と
  画像のデザイン/作品とコミュニケーション/ハイ・アートとの関係
  /官との関係/マネジメントの問題/コミュニケーションの失敗/第
  三者の批判

あとがき 散乱する展示たち                古賀 徹

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